演奏音源:通りゃんせ

わらべうた『通りゃんせ』~名前のない合唱団~

川越・三芳野神社が発祥の地とされるわらべうたです。
『ズームイン!!サタデー』のスタッフ様より出演オファーがあってから本番まで2週間足らず。編曲も練習も、まさに突貫工事での披露となりました。
編曲者は「練習時間の取れない中、平易で歌いやすい編曲を心がけました。出来上がってみたらタダタケ(注:多田武彦氏。男声アカペラの名作曲家)感がぬぐえない」と言っています。

ロケでの本番は「ちっと通してくだしゃんせ~お札をおさめに参ります」までをカットした短縮版を演奏しましたが、こちらはロケ終了後、フルバージョンを独自に録画しました。
(なお、Il Campanile様、Coro・Felice様より計3名、助っ人に駆けつけていただいております。ありがとうございました。)

「通りゃんせ」
わらべうた
作者不詳
合唱編曲:川浪 龍
2019年12月11日 川越市・三芳野神社にて収録

12/15 春の小川は「ざらざら」ではありません

昨日は暖かかったのに、今日はめっちゃ冷えるな~。「アノ日」は暖かくてホントに助かったわ……
などと思いつつ、たどり着いた西浦和。
見学者さん御一方お迎えしての、令和元年最後の通常練習でした。

先月の総会では、「ふるさとの四季」は5回練習できるから、余裕だよねって話してたのに、例の件で2回持ってかれちゃったから、結局いつもと同じじゃないの( ´艸`)
まあ、9月の訪問演奏で歌ったばかりなので、だいたいの音取りは出来ていると思うから、あとはどう精度を上げていくかですね。
そういえば、あの時は前の週に見学に来た方が、即入団して、オンステしたんだっけ(笑)

S5,A3(見学者含む),T1,B4という、外声が圧倒的多数という、ちょっと珍しいパートバランス。

アカペラでの練習は、高めを意識していかないと、どんどん下がって行きますね。特に、ト長調は。
とはいえ、ソプラノとしては、上ずってしまうのも怖いのですが…

あと、心がけないとならないのは発音。「ハ、カ、タ」の子音をハッキリさせるとか、母音で始まる言葉とか…
『春の小川』なんか、「さらさら」が「ざらざら」に聞こえてしまって、「アサリかなんかが流れてきたみたい」とか言われてしまいました(笑)

最後の通しは、と言ってもピアノがないので、最初から最後まで歌ってみるという感じですが、パートの場所をシャッフルして、輪になって歌いました。

各パートの声が聴こえるのもですが、いつも隣にいる同パートの方の声も違う角度で聴こえてくるので、この練習の仕方はわりと好きです(*´ω`*)

そして、練習終わりの「さよならは」が、いつになくよいできだったことも、付け加えておきましょうね♪

実質今年最後となる練習ブログは、ソプラノのY・Mさんに書いていただきました。

来週12/22には、小笠原から休暇で帰ってくる指揮者が幹事となり、
「第2回 ゆふさんといっしょ」~ゆふさんを見る会~
と銘打って、2019年のななし大新年会が行われます。
いつも行う大新年会を忘年会で開催する形で、池袋の貸切 パーティ&カラオケスペース 「million ミリオン」さんで、合唱曲を歌いまくります。

そして、令和2年最初の練習は、
1/11(土)14:00~17:00 高階公民館(東武東上線 新河岸駅)
を予定しております。(新年会も行う予定です。)

当団への見学&入団希望・演奏依頼などのご連絡は、Join/Contact(タイトルのみ変更しました)のメールフォームよりお願い致します。

※当団常任指揮者、平田由布(ビビる大木さん似?)による不定期連載コラムページは第7回までと、特別編2本が公開されています。

演奏音源:さよなら

さよなら(サビのみ・アカペラ)~名前のない合唱団~

オフコースの名曲「さよなら」のサビです!
ズムサタスタッフ様より「もっちーさん大木さんのお二人を見送るときに『さよなら』のサビを歌って欲しい」との無茶振りがあり、それに全力で応えてのこれです。曲は例によってお抱えの人が一晩で完成させてました。
放送ではお二人を見送る場面のものは流れなかったのですが、コーナー最終回のテーマとして使われていましたね。伴奏が被さっていましたが、現地ではアカペラで歌っておりました。
汎用性高いのでことある毎に歌いそうな予感です(笑

12/11 ナイショの本番♪

タイトルの日にち、「平日なのに、どうしたの?」と思っている方は、かなりのななしファンとお見受けします。

じつは、Twitterで呟いた「超スペシャルなオファー」の本番の日だったのです。
いろんな事情で、お話しできないところがありますので、顛末などはまた改めて、ということで・・・

そんなこんなで、次の練習は
12/15(日)田島公民館(JR武蔵野線西浦和駅)18~21時
令和元年最後の通常練習となります。
オトムスビさんの新春コンサートに向けての練習となります。

すでに見学者がいらっしゃる予定もありますが、もちろん人数制限などはございませんので、ご希望がありましたら、お気軽にJoin Usよりお問い合わせください。

※当団常任指揮者、平田由布による不定期連載コラムページは第7回までと、特別編2本が公開されています。

指揮者コラム第7回「身の丈」

『俺のポケットには大きすぎらぁ。』 ルパン三世

時事ネタに走るわけではありませんが、今、世の中、特に私の住んでいる教育の世界で、「身の丈」という言葉が走り回っています。あまりよろしくない意味で。

ただ、ここで、英語民間試験の延期の話をしだすと、いつまでたっても音楽の話にならなくなってしまうので、それはまた、飲み会ででも。

私は、「身の丈」という言葉に、悪い印象がありません。それは、父がよく使う言葉だからです。父は私が若い頃よく、「謙虚になれ」と言っておりました。そして、自分が与えられたステージを一つ一つこなし、フルートともに少しずつ、今でも、「自分の身の丈に合った音楽ができればそれでいい」と言い続け、確実に芸術家の階段を上り続けている人です。

僕の超えられない壁として今も存在し続け、その背中を追い続けていたおかげで、私もこんなに謙虚な天才指揮者になることができました。

「身の丈」とは“自分が現状でもっている力”だと思っています。これを正確に把握するためには、高い自己分析力が必要です。「身の丈」であまりにも届かない課題を自らに課したところで、モチベーションは上がりません。反対に、「身の丈」にあまりにも満たない課題を繰り返しやっていても、自己の成長はのぞめないのです。

すなわち、理想的なのは、「身の丈」より少し上の課題を自らに与え続け、それを乗り越えることで少しずつ「身の丈」を伸ばしていくことなのだと思います。

我々、名前のない合唱団も、長い年月をかけて、少しずつ「身の丈」を伸ばしてきました。そんな合唱団の「身の丈」を正確に理解し、育て続けることができる常任指揮者でありたいです。

平田 由布

※当団常任指揮者、平田由布による不定期連載コラムの第7回をお送りしました。
過去記事は、こちらからご覧になれます。↓