11/9 川越市合唱祭

前日練習は、入曽の大ホール。
水野ほどじゃないけれど、そんなに響きはよくないけれど、ステージを使ってホールの後ろをめがけて声を届けるように練習をしました。
最後の通しのできは良く、ピアニストの美樹さんに「これ、動画を撮っておけばよかった」と言わしめるほど。
ちょうど定演の宣伝に来ていた早稲田大学混声合唱団の学生さんは「君のそばで会おう」を昨年演奏したとか。

今年の川越市合唱祭は36団体がエントリー。
後半である第2部は14:00開始ということで、お仕事やほかの団に出演する者以外は、黒白の正装で集合して、ウェスタの大ホールに入りました。
残念ながら川越南高校さんがインフルエンザのため欠場となったことで、17団体が次々と演奏することになりました。

ななしの出番は、なんとあのコンクール全国大会でもトップクラスのSopra il fiumeさんの次。
リハーサルでも、うつくしい和音を鳴らしていらっしゃいました。が、それを打ち消すように、リハーサル室に発声練習代わりの雄たけび(笑)をあげて入室する面々。
クライマックスに取り掛かるところで止めて、「あとは歌わせないよ」
だって、ここで「?」な感じで終わって舞台へ出ていくの嫌じゃないですか。
ただでさえ、リハーサル室は反響が良すぎて、広い大ホールへ行くの不安になります。

下手袖でSopraさんの演奏を聴きながら待機する間の団員の雰囲気は結構明るい。
団長がやけに丁寧に団名と指揮者・ピアニストを紹介するから、登壇しながら笑ってしまいました。
それで緊張が解けたのか、歌い出した「彼方の光」、よく響いているんじゃ?
「君のそばで会おう」も気持ちよく歌いきることができました。

帰りの会で指揮者は「いい意味でこの録音聴きたくない」
「いい意味」というのは、満足した演奏ができたということで、録音聴いてあらが見つかることが怖いということですね。すごくわかります。

講師の佐藤拓先生の講評は
「深く重厚な響きの力強い歌声ですね! スケールの大きい曲との相性が良く、のびのびと歌っておられるのが清々しいです。
声の深さを強めたために、ピッチが下がってしまう箇所がありますね(特にベース)。「A」や「O」の母音は”明るく深く”を狙って響きを探求してみて下さい。
(決して”暗く深く”ではありません!)
ありがとうございました。」
のあとに先生のサインが書いてありました。

こちらこそ、よい評価とアドバイスをいただき、ありがとうございました!
あと、先生は閉会式の全体講評の時にご自身が考案した「十種発声」のうち、2種類を紹介してくださったのですが、とても興味深かったです。

打ち上げは沖縄料理屋で、泡盛やシークワーサービールなどを飲みながら、にぎやかに行われました。(もちろん、2次会もありました)

今年は、(今のところ)本番の予定がないので、次回からは来年6月に行われる、シェアコンサートへの準備に入ります。
次回練習は
11/23(日・祝)18:00~21:00 常盤公民館(JR京浜東北線 北浦和駅)

その後の予定はまもなく確定すると思います。
見学・入団の相談、出演依頼など、当団へのご連絡は、このHPのJoin / Contactページの連絡フォームよりご連絡ください。

 

11/2 ”p”は「ピアノ」?それとも「パワー」?

11月に入り、川越市合唱祭までの練習はあと2回。
コスモスのアカペラチャレンジ挟んだことで、合唱祭の曲は月1回ペース。
多少の不安を抱えながらも、とにかく練習に取り掛かります。

今回は「彼方の光」から。
コスモスの時とは違って、楽譜通りに全員で歌います。
英語らしく聴かせるために、特に今回言われたのは子音と、二重母音をはっきり発音すること。
「これ、できないなら、もう外国語の曲やらない!」とまで言い切る指揮者・・・

そして、最後の部分はアカペラで終わるのですが、強弱記号は”p”
それを、「ここの”p”は『ピアノ』ではなく、『パワー』だ」と言う。
芯の通ったホールに響き渡る声が求められているのかな、という感じです。

「君のそばで会おう」は、エンディングからさかのぼっていくスタイルで。
絶え間なく流れるピアノのアルペジオが途切れたあとの、Maestoso、合唱が「さいごに」と歌い出すと、指揮者はすぐ止めて、「強すぎる、それじゃマックスパワー!」
確かにmpだけど、ここはメゾピアノだよね(笑)

あるところでは、オクターブ下で歌わせてから、元の展開形に戻したり、また、あるところでは、倍音の高さで歌わせてみたり、いろんな手法を駆使して、和音を整えていくと、まあ及第点な演奏になったのではないでしょうか。
男声の出席率に不安を覚えつつ、次週は前日練習からの合唱祭となります。

前日練習は
11/8(土) 16:00~19:00 入曽地域交流センター(西武新宿線 入曽駅)
本番は
11/9(日) 第55回川越市合唱祭 ウェスタ川越(JR・東武東上線 川越駅)
第1部開会 10:00 第2部開会 14:00(予定)
ななしは、32番目(第2部の14番目)16:20頃の演奏開始を予定しています。

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10/18 第34回コスモスコンサート

水野公民館への移動、公共交通機関を選んだ面々は、まず、入曽駅の変貌ぶりに驚きました。
前回来たのは、たしか3月の入曽ふれあいコンサートの時だっけ?
工事が行われることは知っていたのだけれど。
比較的所沢寄りだった出口は、本川越寄りに移動し、階段を上った先の改札を出ると、東西をつなぐ自由通路が。
そして、どちら側にもロータリーあるし、東側のロータリーの先には、イオン系列のショッピングセンターそよらが見えます。
ずいぶん便利になったものですね。
ただひとつ惜しむらくは、入曽地域交流センターが少し遠くなってしまったことです。

さて、指揮者(と、一名遅刻者)を除いた一同は、水野公民館の音楽室で発声練習と、「不思議」を軽く見直して、ホールリハへ。
今回は全部アカペラなので、ピアノは脇に寄せさせてもらって、指揮台を中心に半円に並び、お互いの声が聞こえやすくする作戦です。何と言っても、ここのホールは残響がないので、自分の声も行ったまま返ってこないのです。

そして、更に悩ましいのが、曲最初の音取、ピッチパイプで大丈夫なのか。
特に、「彼方の光」は団長含めたSoli始まりだから――よかった、もう一人持っていました。
ピッチパイプだと和音が出せないから、調性と2番目の音を創造しながら、第一音を取らないとなりません。
さあ、みんなできるかな?

コスモスコンサートが開演する14時前には、指揮者も無事到着し、団員の大半は意匠に着替えた状態で、ホールで一緒に演奏を楽しみました。
団員の中では特に、2番目のマリンバの演奏が好評でした。「亡き王女のためのパヴァーヌ」などは、いろいろな楽器アレンジありますけれど、マリンバの温かいトレモロは耳にやさしかったです。こんど、合唱でもやってみたいかも。

ピアノ三重奏が「情熱大陸」で盛り上がって演奏し終わると、いよいよ登壇です。
MCは指揮者。団紹介とともに、水野では恒例となった平田ファミリー紹介、そして曲紹介をしながら、4曲を無事(?)演奏することができました。
出来は上々とは言い難いけれど、少なくとも大事故にはならなかったと思います(笑)

今回のアカペラチャレンジは、音色・音程・ハーモニーの作り方などにいろいろな気付きがあったのではないでしょうか?
もちろん、まだまだ触りに過ぎないと思います。これからも、これを土台にして、もっと良い演奏を目指していけるといいな、と思います。

さあ、次は川越市合唱祭です。
今度は、ピアノとのアンサンブルを楽しめるよう、あと2回(!)の練習に臨みます。

次回の練習は、一週開けて、
11/2(日)18:00~21:00 別所公民館(JR埼京線 武蔵浦和駅)

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10/11 通る声より沁みる声

練習初めに、指揮者がYouTubeから何やらピアノ曲を流してみんなに聴かせる。
いまいち耳馴染のないその曲はショパンの『幻想ポロネーズ』というらしい。
今回のコスモスコンサートで披露する4曲の内、『不思議』と『さびしいカシの木』の2曲がAs-dur(変イ長調)で、同じ調の曲を探していたら、この曲に行き着いたらしい。
As-durって、どんなイメージでしょう。
指揮者が調べたなかには「内向的」というのがあったらしいですが、改めて調べると「夢想的」とか「高貴な」とかいうワードがでてきます。
指揮者はざっくりと、シャープ系は固く、フラット系は柔らかいイメージといいますが、私もそこには激しく同意です。

ところで、As-durの曲って、ショパンの「英雄ポロネーズ」とか、リストの「愛の夢」とか、もっとメジャーな曲あったのでは???

といったところで、「さびしいカシの木」から始めます。
しばらく練習の機会なかったけれど、大丈夫かな?

音程も大事だけれと、言葉を伝えることも重要な部分です。
指揮者は本業の職場で「通る声より、沁みる声を会得して、使い分けろ」と指導しているということですが、p(ピアノ)を表現するときには、その「沁みる声」が有効的。
子音をしっかり立てて、言葉を伝える、ほら、いつものななしの演奏ですね。

「さびしい」は1番より2番、2番より3番がと、よりさびしさが感じられるように、「やさしい」はやさしさを感じられるように、表現していきたいです。

本番前最後の練習日なので、他3曲も一通り練習をして、全曲通し。
なんとか、間に合った感じです。

間に合うといえば、当日午前中は出勤日の指揮者、果たして本番に間に合うのでしょうか・・・

コスモスコンサートは
10/18(土)水野公民館 ホール 14:00開演です。
詳しくは、このHPのトップページをご覧ください。

次回の練習は
11/2(日)18:00~21:00 別所公民館(JR埼京線 武蔵浦和駅)
コスモスが終わったら、すぐに川越市合唱祭がやってきます。

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10/5 リアリストの豚じゃ話にならない

団長が、お家の用事で30分ほど遅れるという。
ま、仕方がないね、と思いながら、そろそろ練習場所の狭山に到着するかという頃合いに指揮者より「今、田島にいて、これから向かう」との連絡がありました。
しかも、1時間ほど前についてロビーで楽譜を見ていたとか。お部屋が空く時間が過ぎても誰も現れないことに気づくまで、田島であることを信じて疑わなかったらしいです。
とにかく、急いで移動するから。とはいえ、30~40分過ぎてしまうのは確定ですね。

仕方ないな~。とりあえず体操だけでもやっておくか。
といったところで、バスのA君がお部屋に備え付けの機材を使って、ラジオ体操の音源を流してきました。
リクエストにより、第2まで済ませたところで、前回の練習から変更になった「彼方の光」のアカペラ構成の確認をしました。

もうそろそろこないかなあ・・・誰か発声できる人やってくれないかなあ・・・
と考えていると、団長がようやく到着したので、発声練習から初めてもらいました。
そして、ひと通り終わったところで、指揮者も到着して、取り急ぎ「不思議」から練習開始です。

指揮者の楽譜には、前回までの練習音源を研究した結果の付箋がいっぱい。
そして、いの一番に最初に貼ってあったものには「最初から音が合っていない」
ダメじゃん(笑)
音程が落ちそうなポイントを繰り返し練習していって、結局、音が下がりがちなテナーをソプラノが引っ張り上げるという手法を試したり、パートシャッフルで演奏してみたりで、少しは効果が出るとよいのですが。

「ロマンチストの豚」を一回歌った時の指揮者の感想は、「これはリアリストの豚」
多分「不思議」で委縮して、音程に気を付けまくった結果でしょう。
ここでは、ロマンチストな豚が空を飛んでいってしまうという物語を、子どもに語っているように歌いなさいと、指導が入りました。

この日の練習はそのあと「彼方の光」で終了しました。
「さびしいカシの木」は、またできなかったなあ

さて、次の練習は
10/11(土)18:00~21:00 田島公民館(JR武蔵野線 西浦和駅)
コスモス前の最後の練習です。

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