9/19 0.8秒~歌ってみる練習~

その日、高階公民館に集まったのは、指揮者とピアニスト、そして配信担当およびサポート2名。
他の団員は、Zoom画面の向こうにいます。

まず、指揮者が確認したかった事は――
「Nさん、私が合図したら、『ハイ』って言って」
予備拍からの合図で・・・・・・「ハイ」とNさんの声
0.8秒ほど間が空きます。
「じゃあ、Aさん、同じように」
やっぱり0.8秒くらい遅れて聞えます。
じゃあ、二人一緒なら?
返ってくる音は同時でしたが、声を出した本人からすると、こちらで合わさった声が遅れて聞えて来るらしい・・・
まあ、そりゃあそうですよね(;^_^A
今日は、みんなで声を合わせるのは、諦めましょう。

団員はマイクをミュートにしたまま、指揮者はみんなの声が聞こえている態で、発声練習を始めました。

そのうちに、他のお仕事で遅れていたピアニストが到着。
今回行ったのは、組曲「心が愛にふるえるとき」の最終曲『追憶』の音取です。
いつものように、一パートずつピアノを弾いて、少しずつ進めていきます。
ところどころで、発音や強弱についての指示が入ります。あたかも、画面の向こうの団員が、そのように歌っているかのようです。

パートソロになる所では、一人ずつミュートをはずして、アカペラで歌ってもらうこともありました。指揮者としては、一人一人の歌声を聴くことがあまりないので、新鮮に感じる様です。

そんな感じで、初めてのオンライン練習は終了。
指揮者の脳内では、自分が指示をした状態で、みんなの声が合わさった演奏が再生されているようです。
参加できなかった団員もあとで見られるようにするので、実際に集まった時に、きちんと指示通りに演奏できているといいなと思います。

この形の練習で、あと一回
次回は9/26(日)のオンライン練習となります。

10月からは、直接対面の練習を再開する予定です。
分割になるか、全体になるかは、行政による規制の度合いによります。
見学のご希望などありましたら、予定をお知らせします。Join/Contact よりご連絡ください。