8/22 歌わない練習②~短調は暗くない~

みなさん、「短調」の音楽と聞いて、どういう印象を持ちますか?
暗い? 悲しい?
本当にそうでしょうか?

ということで、前回の長音階のおさらいをした後に、短音階の読み方をお勉強。
「自然」「和声」「旋律」の3種類ある短音階を、分かりやすく説明して頂きました。
そこで、実際の譜面を読んでみよう、ということになるのですが、指揮者が用意した小学生向けの歌集の中で、短調の曲はわずか4曲だそうで。
どうも、冒頭に書いた短調のイメージが影響しているようですね。
元気なイメージの短調の曲も結構あるのに・・・と嘆いている、指揮者なのでした。

後半は、合唱の指揮を振るときに、指揮者が譜面をどう読み解いていくか、というお話し。
まずは、強弱記号のpの付いた記号(p、mpなど)を青、fの付いた記号(f、mfなど)を赤のマーカーで印をつけます。
記号に色を付けることで、演奏しながら強弱に気を配りやすくするというお話しでした。そのほかに、指揮者は曲のテンポが変わるところや、曲想記号なども色分けしているとのことでした。

ちなみに、現在指揮者が使っているのは、フリクションの蛍光ペン。
フリクションは、こすると消えるので、書き直しが出来て便利ですよね。

さて、次は座学の3回目です。
8/28(土)16:30~18:15 大東南公民館(西武新宿線 南大塚駅)
今回もそうでしたが、Zoomを使ったハイブリッド開催となる予定です。
ただし、感染などによる制限その他で、変更や中止をすることがあります。
見学のご希望などありましたら、Join/Contact よりご連絡ください。

早く、安心して歌えるようになると良いですね、