11/12 川越市合唱祭

先週のまでの季節外れの暖かさが嘘のように、季節は進んで、例年通りの寒さの中、川越市合唱祭が開かれました。

プログラム担当ということで、午前9時からプログラムを出演団体の人数分に分ける作業があったので、その。れで数名は第一部全部の団体を見ることにしました。

今年の出演団体は35組。少し減りはしましたが、一つの市で行う合唱祭としては、やはり多いなと思います。
なんといっても、今年は舞台も客席もマスク着用などの制限がなくて、自由に表現が出来るのがうれしいです。

ななしは第二部の始まる前に集合。3番目ということで、そのまま開会式には出ずにリハーサルに入りました。
本番の演奏は、あとで客席録音を聴いたら少し急いでいたかな、という感じ。

講師の土田豊貴先生からは
「柔らかでとっても美しい響きでした。曲にあった伸びやかな表現も大変に美しく、聴いていて心地のよい演奏でした。後半に向けてのドラマティックな表現も音の広がりのイメージできるとても豊かな音楽でした。ステキな演奏、ありがとうございます!!」
との講評をいただきました。

また、他の団の皆さまからも、「1曲じゃもったいない」とか「もっと聴いていたかった」などのお褒めの言葉をいただき、大変うれしく思っています。

終わりの会では、「ななうた」を名付けた際の副賞として、今回の選曲をしてくれたソプラノのA・Sさんから一言いただきました。
なんでも、何曲か提案したうちで、一番難易度が低かったからとか(笑)
でも、良い曲に出会えてよかったな、と思いました。

さて、練習の方は1週開けて、次回は
11/25(土)18:00~21:00 大東南公民館(西武新宿線 南大塚駅)
実は、5月に演奏会を開くことになりまして、ここからはそのための練習となります。
演奏会についての詳細はまた改めて、ということで・・・

見学・入団の相談、出演依頼などは、このHPのJoin / Contactページの連絡フォームよりご連絡ください。

11/5 「ああ」と「Aー」は違うのです

合唱祭前最後の練習です。
この曲、ひらがなで書く「ああ」という部分とアルファベットの「A―」と言う部分が混在しているのですが、常に歌詞の意味に重きを置く我らが指揮者は、こういうところにも意味を持たせようとします。
ひらがなの「ああ」は感嘆の言葉、そして、アルファベットの「A―」は今回は『弦楽』でしょうか? ちなみに、同じアルファベットでも、「Ahー」となると、感嘆になります。
「ああ」が3回続くと、それは全部同じではなく、その強さの取扱いかたにも、みんなで共通意識をもって表現していかなければなりません。

楽器として扱う「A—」や「U—」などは、曲想によって、口の形とか、響かせかたにも気を使います。

一通り練習して、少し時間が余ったので、もっと精度を挙げる練習をし、途中まで、パート位置をシャッフルして歌ってみたあと、全曲通しをして、本番前最後の練習は終了です。

そのあと、十数名が残って、調理室で手作りのカレーやデザートなどをいただきながら、交流を深めるのでした。

さて、次週はいよいよ川越市合唱祭です。
出演順などは、このページのトップに上げております。
いつもと少し違った感じのななしサウンドを、ウェスタの大ホールに響かせたいと思いますので、お楽しみに。

見学・入団の相談、出演依頼などは、このHPのJoin / Contactページの連絡フォームよりご連絡ください。

10/29 上手いとは言えないけれど、心に残る演奏

コスモスコンサートから2週間。
自らもソロで出演した指揮者は、自分の演奏を振り返って
「技術的にはあまり上手くはないけれど、不思議と心に残る演奏だった」
確かに、あれは聴衆一人一人に語り掛けるような、印象的な演奏でした。

でも、ななしとしては、「上手で、不思議と心に残る演奏」を目指したいですよね。
というわけで、合唱祭まであと2回の練習で、「皮膚・肌」に磨きをかけて行きたいと思います。

おやおや、テナーは団長だけか。
絵に描いたような孤軍奮闘です。

出だしの音のばらつきをなくすとか、指揮者が一番好きだというフレーズまで、どのように持っていくかとか、丁寧で細かい指示が飛びます。
「Ave Verm Corpus」のメロディーのところは、ベルやチャイムのような響きを中心とした音色で、「モーツァルトだ」のところで人間に戻ってくる感じで―――
なんか、あのウェスタ大ホールで歌うのが楽しみになってきました。

さて、次は合唱祭前最後の練習です。
11/5(日)14:00~17:00 田島公民館(JR武蔵野線 西浦和駅)
久々のななパも企画されているようです。

見学・入団の相談、出演依頼などは、このHPのJoin / Contactページの連絡フォームよりご連絡ください。

10/14 コスモスコンサート

週の半ばまでは雨予報でしたが、ふたを開けて見ると、とっても良い天気。
折しも川越まつりと重なったことで、本川越から入曽に向うのには、混雑と屋台から漂う香りの誘惑を越えなければなりません。
しかし、参加予定者は一人も欠けることなく集合。ただし、うち一人は
「私、モルダウの一回分しか練習参加していない」
って。あとは録音音源使って、自主練して本番に臨んで下さいました。

そんな中、指揮者の様子がおかしい。
原因は、プログラム、ななしの2つ前。指揮者がテナー独唱として、2曲演奏することになっているからなのです。
「今は、自分のソロのことしか考えられない」(笑)
いや、とりあえず、合唱のリハーサルは見て下さいな。

ということで、音楽室で発声を行った後にホールでリハーサル。
何しろ、反響のないホールですから、隣と間をあまり開けないようにし、ソプラノとバスの両端を前に出す、半円形に近い布陣を取ることにしました。

本番には、指揮者の現職場からも聴きに来てくださいました。
他にも、見知った顔がちらほらと・・・
そして、客席が埋まると、更に反響がデッドな状態になる中、無事歌い終わる事が出来ました。

さて、次週はお休みをいただきまして、その次の週から改めて川越市合唱祭の練習に入ります。
10/29(日)14:00~17:00 大東南公民館(西武新宿線 南大塚駅)

見学・入団の相談、出演依頼などは、このHPのJoin / Contactページの連絡フォームよりご連絡ください。

10/8 ななしらしい演奏をしよう!

急に空気が入れ替わって、暑さに馴れきった身体には、涼しいというより、肌寒いという言葉が似あう、三連休の中日。
この日は、コスモスコンサートの練習――なんと、最後の練習日となりました。

コスモスコンサートの会場である水野公民館のホールは、音楽用ではなく反響が望めないので、それを踏まえた発声練習をしました。

以前書いた通り、合唱祭の『皮膚・肌』では「没・個性」を目標としているわけですが、その分(?)コスモスでは、「ななしらしい」メリハリのある演奏を目指そう、ということで、強弱のディナーミクを付けることが、練習の中心となりました。
『モルダウ』のラストのCon brio(活気をもって)と書いてある箇所では、ピアニストの意見も取り入れて、勢いのある作りになったような気がします。

さて、来週は本番です。

第32回コスモスコンサート
日時:2023年10月14日(土)14:45開場 15:00開演
会場:狭山市水野公民館 ホール(1F)
〒350-1317 埼玉県狭山市水野891−4
https://maps.app.goo.gl/PuW755tpEKkeM5sj7

ななしの出番は4団体中の4番目、15:50頃を予定していますが、時間は前後することがあります。
他にも、ピアノ、独唱、フルートと、様々な音楽が楽しめる、アットホームなコンサートです。お時間があれば、ぜひお立ち寄りください。

見学・入団の相談、出演依頼などは、このHPのJoin / Contactページの連絡フォームよりご連絡ください。