9/16 訪問演奏@ブリエライフ狭山

その日は、朝から本降りの雨でした。
本番は午後からなので、団員はAM10:00に狭山市民センターの視聴覚室に集結して、直前練習です。

急遽参加を決めてくれたバスのT・Sさん、練習はなかなか来られなくても安定のアルトK・Tさんもお子様連れで到着し、これで全員・・・と思いきや、ソプラノのM・Mちゃんがお仕事に呼び出されて、本番からしか来られないとか―
やっぱり、本番まで全員は揃わないのですよね(^_^.)

そして、見学者がなんとお二人も!
先日の高階に続いて、2度目のIさんはそのままオンステ、もうお一方本日初めていらしたMさんも、本番を聴いてくださることになりました。

練習が終わるころには雨も上がり、これで安心してピアノの搬入もできます。
ただし、当団切っての晴れ女は、朝から晴れなかったことで、かなり不満だった模様。

それぞれにお昼を済ませて、狭山市駅に再集合の時にMちゃんがお仕事先から到着。間に合ってよかった(^o^)

ブリエライフ狭山様は駅から10分足らずのところにあります。
サービス付きの高齢者住宅ということで、80代・90代の方が中心とお聞きしていたのですが、皆さままだまだお元気な方ばかり。
われわれが演奏している間も、楽しそうに拍子をとったり、一緒に歌って下さったり。
『川の流れのように』を歌い終わった時には、「ブラボー!!」のお声もいただきました。
中には、涙を流している方もいらして、それに対して団員がもらい泣きしたりして・・・
ちょっとした行き違いがあって、突然MCをすることになったTさんが、編曲者の名前を間違えたのも御愛嬌♪

会場になった場所は音の響きがよくて、われわれも気持ちよく歌うことが出来ました。
職員の方々にも喜んでいただけたようですね。
お茶とお菓子を振るまっていただき、どうも御馳走様でした。そして、待機時間にうるさくして、本当に失礼いたしましたm(__)m
また、機会がありましたら、声をおかけください。

ブリエライフ様をお暇し、一部をのぞいたななしの面々は、送迎バスで打ち上げ会場の鳳鳴閣さんへ。
美味しい中華料理をいただきながら、歓談したり、持ち込んだギターで歌ったりと賑やかなひとときを過ごしました。
最後は、「さよならは」・・・ではなく「365日の紙飛行機」を歌って締めました。
もちろん、そのあとも二次会もしっかり開かれましたよ\(^o^)/

さて、つぎは川越市合唱祭です。
ページのトップにも書かれていますが、今年も福泉先生に指揮をお願いしての武満徹「小さな空」を中心に、うまく行けば「○と△の歌」もつけられるかな?といった感じです。

次回練習日は
9/21(土)田島公民館(JR武蔵野線西浦和駅)14~17時
「小さな空」の音取りをする予定です。

見学や練習体験は、Join usのフォームから。

※当団常任指揮者、平田由布による不定期連載コラムページは第5回まで公開中です。

川越市合唱祭に出演します


川越市合唱祭に出演します
日時:2019年11月10日(日)午後の部
会場:ウェスタ川越 大ホール
演奏曲:小さな空 (武満徹作詞・作曲)
指揮:福泉博子先生
概要:昨年の川越市合唱祭に引き続き、福泉博子先生にご指導いただくこととなりました。今年は武満徹作品、そしてアカペラに挑戦です。
※演奏時間の都合上、当初予定していた「〇と△の歌」は演奏しません。

9/14 少人数での練習もまた楽し!

いよいよ2日後に迫ったブリエライフ狭山様での訪問演奏の、当日を除けば最後のピアノ合わせ練習日。
…でしたが、体調不良や日曜日にも別の本番を抱えているなどで参加を自重する団員が続出し、少し寂しい人数となってしまいました。とはいえ、テナー・ベースが各1人ずつですが4パートはギリギリ揃い、通し練習は行えました。あってよかった当日練習!

まずは「ふるさとの四季」。全体の音量バランスなどは当日に回すことにして、個別に苦手だったりあやしい点などを洗い出すような練習を行いました。

練習の後半は「人生たまたま……さいたまで」「川の流れのように」「木綿のハンカチーフ」の3曲を続けて。「木綿」は初回合わせではテンポキープに苦戦してたピアニストもさすがの仕上がり!引っ張られるように歌い手の方もノリノリで歌えました。

最後に「ふるさとの四季」を全通し。

人数は少なめでしたが、録音を聴く限りいい音も鳴っており、有意義な練習が出来たと思います。あとは当日練習で仕上がるでしょう!人数も倍になりますし!
敬老会イベント、皆様に喜んで貰えるといいですね。

指揮者コラム第5回「指揮者と指導者」

「指揮者」と「指導者」。
似たような単語ですが、どう違うのでしょうか。

昔、ある偉大な指揮者の先生が、
「ピアノが弾けない人間は指揮者になるな」
ということをおっしゃっていました。
ああ、じゃあ僕は指揮者じゃないんだなと思いました。笑
そしてそれなら、みなさんの前で指揮を振っている僕は、一体何者なんだ?と思いました。

私が昔、指揮の勉強をしているときのことでした。
楽譜を見ながら、先生から、
「君はこの曲をどう振りたいと思っているのだ?」
と聞かれ、私は大いに戸惑いました。

・合唱団はどんな合唱団なんですか?
・人数は多いんですか?少ないんですか?
・お酒が好きな人は多いんですか?
・団員同士は仲良しですか?
・練習回数は何回あるんですか?
・何のステージに乗せたいんですか?

それがわからずに振れるわけがありません。
合唱団員が何を求めているのかを感じ取り、それを具現化するのが私の役割だからです。
もちろん、私にも見えている絵はあります。その絵が、聴き手の皆さんにも見えればいいなと思って振っています。
ただそれは、歌い手の皆さんと私が、見ている絵を共有できていることが前提です。
歌い手の皆さんが見えていないものをやらせても、何も生まれないのです。

そもそも、私は昔から「指揮者」というものを怪しいと思っていました。
あいつ、何もやってないじゃんと思ったことありませんか?
小学生の頃、「指揮者」の珍妙な動きに、笑いを噛み殺すの大変じゃありませんでした?

他の例を挙げます。
演奏者が独りで街頭に立ち、空き缶を置いて演奏をします。すると、空き缶にはいくばくかの小銭が入るでしょう。
しかし、指揮者が独りで街頭に立ち、指揮をブンブン振ったとしましょう。
…誰を足を止めないどころか、多分、通報されるんじゃないですか?
「指揮者は、演奏者がいてこそ、初めて指揮者たりえる」のです。

さらにへりくつをごねます。
「指揮者」の「揮」の字は、「まき散らす」という意味があります。
なんだか納得です。
指揮者って、いろいろまき散らしてますよね。
すみません。いつもまき散らしちゃって。

「指揮」というのは、一方的な「指」令を「まき散らす」ことです。私はそれが、健全な音楽であるとは思えません。
では、私はどうしたいのか。

私は、「指導者」でありたいと思っています。
歌い手が目「指」す方向に「導」く人間でありたい。進むべき道がわかるまでは、皆さんの前に出て道案内をします。
しかし、皆さんがのびのび歩き出せば、私は列の一番後ろにいきます。
そして、全体を見ながら、はみ出した人を元に戻したり、遅れた人を励ましたりしたいのです。

私は、私に指揮を振らせてくださる人たちがいることに感謝しています。そして、これだけの音楽を、ともに作れることがしあわせです。
これからも、ともに音楽の道を歩みましょう。
私も、指導者として、皆さんを導けるよう、精進していきます。

※当団常任指揮者、平田由布による不定期連載コラム第5回です。
過去の記事はこちらから↓

9/7 残暑厳しき・・・

9月に入って(あ、前回も9月だったか……)昨日今日と残暑厳しくて参っちゃうワ!!

今日は、川越高階市民センターで、来週本番ブリエライフ狭山の練習です。見学者さんもお迎えして、パートバランスもまずまず。

主に「365日の紙飛行機」「故郷の四季」でした。
前回は、ピアニストがいらしたので安心して、乗っかって、(甘えて~~)出来ましたが

出来た気がした(^^;;

いやいや、「365~」はアカペラですから!
頼れません!
いきなり「ル、ル、ルー」ですから、ね!(笑)

[今日のお言葉]その位の音量があると良いね、アルト

ピアニストがいなくても、今日は良い練習ができました。
練習後は他団練習や、知人の演奏会や、いつものアフターや、家族のもとへ、……各々散ってゆく~(猫やらハリネズミやら、美味しそうな手羽元やら……)

ななしらしい、ね。

今週のブログ担当は、アルトのN・Kさんでした♪
見学者さんもご一緒に楽しく歌っていただけたようで、何よりでした(^o^)

さて、次回の練習は
9/14(土)常盤公民館(JR京浜東北線北浦和駅)18~21時
訪問演奏に向けての練習もいよいよ大詰め。ピアニスト練習となります。
見学や練習体験も受け付けておりますので、ますはJoin usのフォームからご連絡くださいね。

※当団常任指揮者、平田由布による不定期連載コラムページ。よかったらご覧くださいね。