11/28 切り際は大事です

11月下旬ともなると、夜練習が始まる18時は、すっかり日が暮れているのだなあ、と考えながら、高階公民館へ。

今回の練習は、参加できるピアニストの関係で、「ここあ」は一回お休みして、「涙をこえて」の練習をしました。
なぜ、この曲を今回取り上げたのかは、後日説明するとして――

「涙をこえて」は1969年にNHKの若者向け音楽番組「ステージ101」で生まれたヒット曲で、現在は小中学校で合唱曲として歌われることもある楽曲です。
ななしでは、2013年2月に指揮者の前任校である東村山市立東荻山小学校でのミニコンサートで、例によってバスのR・Kさんが混声四部に編曲したものを披露していますが、今回歌うにあたり、少し手直しをしてくださいました。

ポップスなので、難易度は低いですが、それだけに丁寧に歌わないと、アラが目立ってしまいますよね。
フレーズ頭は母音の形を作ってから発生する、7thコードの響きをきちんと作る、強弱の作り方などなど、細かい指示が飛びます。
特に、最近よく言われていることは、音の長さをそろえること。
中級から上級へ行くステップとしては、切り際をスパッと合わせることが肝要なのだとか。

飛び込みの見学者さんもいらして、今回はとりあえず通し音源までを作ることが出来ました。

さて、次の練習は、
12/5(土)17~20時 入曽地域包括支援センター(西武新宿線 入曽駅)

新型コロナウィルスの感染拡大が心配されております。
私たちもマスクや換気などに気を使って練習を続けておりますが、状況によっては、変更や中止もあるかもしれません。
また、各会場で人数の上限がありますので、見学などをご希望の際は、Join/Contactよりお問い合わせください。

※当団常任指揮者、平田由布による不定期連載コラムもご覧ください。