8/12 なな♩こん本番

ここ数日、台風の動きとにらめっこしていましたが、いざ当日になると、青空の見えるいい天気。むしろ、暑すぎる。
そういえば、10年前のなな☆こんも暑い日だったとか。

メンバーは9時にウェスタの小ホールに集合して、山台を組んで、椅子を並べてから、発声練習と影アナ練習も兼ねての最終調整。
「僕たちの歌」だけは、作曲者のたっての希望により、一曲通したものを録音しました。
オトムスビさんも参加してのアンコール練習もすませ、そのままオトムスビさんのリハが行われるなか、メンバーはプログラムの挟み込み作業を行います。

集客も心配されましたが、開場時間前からお客様が集まり始め、開演直前に椅子を追加するという、5年前のミニコンと同じ風景が見られました。

第1ステージはななステ
『刮目せよ!我ら名前のない合唱団』で勢いをつけてからの、ゆったりとした『たねをうえたら』
続く『団員募集の歌』では、いつもバスが言う決め台詞「学割もあります」を本物の女子高校生に言わせて、客席の笑いを誘いました。
『ななうた』の前には、編曲をしてくださった鈴木有理先生からのコメントを、MCの団長が奉書にしたためた形で読むという演出もありました。(会場に鈴木先生いらっしゃったのですけれどね)
初演の『僕たちの歌』前には、作曲者の川浪龍さんから、お話をいただきました。

ななステが終わると、休憩時間にも関わらず、指揮者が話している間に、有志の団員が出てきて、「ぜんぶ」のアカペラ版を演奏しました。これは5月の団員の結婚披露宴の余興で歌ったものですが、その時に練習だけ参加したメンバーにも歌える機会を与えようという企画でした。

さらに、そこから8名が残って、ルネッサンスバロックの世界、ウィリアム・バードの『Ave Verum Corpus』を演奏しました。練習不足で、若干お聞き苦しい点もあったかもしれませんが、本来のななしとは違ったハーモニーを味わっていただけたのではないかと思います。

第2ステージは、ななステのピアニストでもある、吉田太郎さん率いる、Ensemble OTOMUSUBIさんのStylishなステージ。
1曲目『怪獣のバラード』のイントロで走りながら登壇、若いながらも、洗練された歌声で、なつかしい耳馴染のある合唱曲を披露してくださいました。

第3ステージは、もちろん『季節へのまなざし』
ピアニストの嶋田七瀬さんのドレスは、うす紫でけむる春霞のよう。
「1、2、3、4」「♪かぜは~」歌いだしの緊張を解くために、舞台袖で指揮者はソプラノに何度となく奇襲を仕掛けます。
いよいよ登壇、曲がはじまり・・・「♪かぜは~」
ああ、まあまあかな・・・
多少の事故はありましたが、『みのる』から『ゆめみる』に移るころには、「ああ、曲が終ってしまう」という感覚がじわじわと押し寄せてきます。
そして、満場の拍手の中、歌うアンコールは同じく荻久保先生作曲の『IN TERRA PAX』
さらに、OTOMUSUBIさんも加わって、ななしではおなじみの『地球星歌』でコンサートは大フィナーレを迎えました。

ご来場くださった皆様、アンケートや募金(埼玉県文化振興基金)へのご協力もたくさんいただき、ありがとうございました。

今回初めて、公募という形をとりましたが、遠くから練習に来てくださったり、交流会にも参加して下さったりして、良いご縁ができたな、と思うところがあります。中には、機会があればまた何かのステージに参加したいと言ってくださる方も!

撤収後は、太郎さんが手配して下さったビアザウルス本川越店で、合同の打ち上げ会で、「Our Songs 」から数曲を歌い、さらに、一日を終らせたくないななしメンバーは、2次会のFitsでさらに歌い、飲みまくるのでした。

さて、このあとななしは、10月のコスモスコンサート、11月の川越市合唱祭へ向かいます。

練習は、1週開けて
8/26(土)18:00~21:00 大東南公民館(西武新宿線 南大塚駅)
練習前に今後の活動方針を説明する総会を行います。

団員は随時募集しておりますので、見学などのご希望がありましたら、当ホームページのJoin/Contactよりご連絡ください。