12/4 出来はソプラノの気分次第?

相澤直人先生作曲の「ぜんぶ」
さくらももこさんの、こころがほんわかする感じの詩がよいですね。
今回は、伴奏付きの混声四部版を取り上げます。
そういえば、以前合唱講習会で、この曲の元になったピアノ曲を相澤先生が引いて下さったのを思い出します。

歌の最初の入りは、全員のユニゾン。
そのあとは、ソプラノの主旋律に、下三声が絡み合う感じで曲が進んでいきます。
でも、和音をつくりながらも、それぞれのパートのメロディーが単独でも美しく聞こえてくるところが、やっぱりプロの作曲家って違うんですねえ。

この曲の難しいところ――臨時記号が取りづらいのはもちろんなのですが――ソプラノが「あたりまえのものとして」と歌うところの「ものと」についているrubato(ルバート)。
ソプラノがその時の気分で自由にテンポを作って、ピアノを含めたほかのパートは、ソプラノに合せに行かなければならないとか。
ソプラノはソプラノで、パート内で息を合わせなければならないので、全員の聴き合う力が問われますよね。

今回は全部通すまではいきませんでしたが、こういう曲をしっかり歌える合唱団になりたいものです。

次週は12/12(日)ですが、都合により自主練習日とさせていただきます。
次回の練習は
12/19(日)14:00~17:00 狭山市中央公民館(西武新宿線 狭山市駅)
となります。見学のご希望などありましたら、Join/Contact よりご連絡ください。