12/31 2020年を振り返って

間もなく、2020年も暮れようとしていますが、本当に今年は大変な年になりました。

ズムサタ出演の興奮冷めやらないうちに新年を迎え、1月にはオトムスビさんのコンサートに参加させていただきました。

その後、小笠原から戻ってくる常任指揮者を心待ちにして、埼玉県合唱祭に歌うはずの「ダイナミック琉球」のおさらいを中心に練習をしていた2月。

しかし、このあたりから雲行きがあやしくなってきました。
川越市連盟主催の合唱講習会が中止になったのを皮切りに、3月には公民館が利用停止となり、練習が全くできなくなりました。

指揮者が正式に内地赴任となった4月に入っても練習はできません。
そんな中で声を上げてくれたのは、ピアニストの齋藤さん。
4月は「春に」、5月は「地球星歌」と2回のリモート合唱動画を作成してくださいました。

6月には、県連名が「リモート合唱祭」を開催するにあたり、「ななし総選挙k(総選曲)」を行い、一位になった「地球星歌」(ミニコン・アンコールVer.)で合唱祭に参加させていただきました。

公民館が使えるようになってきたところで、7/4を「ななしの日」と定めておそるおそる開いてみた「ななし同窓会」。
指揮者が作詞作曲した曲「題名なし」を歌うということで、予想を超えるメンバーの参加があり、改めてみんなでななし愛を確認しました。

その後、感染対策などを整えて、思い切って8月より練習を再開させました。
マスクを歌いやすいように工夫したり、まめに換気をしたりして、以前と違って気を使うことが多くなりましたが、ひとところに集まって歌えるということは、みんなの喜びでありました。

このころから、見学者がちらほら見えるようになり、新しい仲間も増えました。

「永遠ニ」と「心が愛にふるえるとき」、2つの組曲の音取りがほぼ完了し、来年にコンサートを開くべく、本格的に実行委員会を立ち上げて・・・
と計画していた矢先に、第三波の猛威が押し寄せて来ました。
今年の最終練習日には、1日かけて今までのおさらいをする企画も立てていたのですが、団員とそのご家族ほか周囲の方々の安全を守るという観点より、断念せざるを得なくなりました。

この件にあたっては、団員に緊急アンケートを行いました。
「感染対策をすればやってもいいんじゃないか」という意見もありましたが、その間にも、どんどん状況が悪化したこともあり、事務局も断腸の思いで、練習の休止を決定いたしました。

練習再開は、一応1/16(土)を予定しておりますが、開催できるかどうかは、正月明けにもう一度検討しなければならないようです。

とにかく、少しでも早く事態が収束することを祈って止まない大晦日。
2021年はもっと良い年になりますように・・・

【重要なお知らせ】活動自粛につきまして

この冬最大の寒波がやってくると共に、新型コロナ感染者数は増加の一途をたどっている様子です。

これまで、名前のない合唱団は充分な感染症対策の下、最低限での活動を継続してきました。

しかしながら、このような感染拡大に加え、団員の行動圏内で複数のクラスターが発生しており、また、報道をご覧になった方も多いと思いますが、そのうちの1件が合唱由来の物であったことを鑑み、われわれもここでちょっと立ち止まって、それなりの対策を考えるべきと判断いたしました。

具体的に言うと、
12/20(日)の練習を中止にし、さらにそれ以降の活動を自粛いたします。
再開の基準や時期については、鋭意検討中です。

周囲の状況、感染防止対策などに充分注意を払った上で、安全な状態で練習やこの先にあるであろう本番に臨めるように、考えていきたいと思います。

団員一同は、自主練という形で、練習再開できる日を待つことにいたします。
そして、その日が早からんことを心より祈ります。

12/12 日本海は鉛色

ズムサタを見ながら、「ああ、去年の今頃、三芳野神社でロケに参加してたんだよな~」と、追憶に浸る土曜日の朝・・・

で、今週は「追憶」の続きです。
う~ん、今日も男声少ないなあ。
ま、仕方ありません、先へ進みましょう。

鉛色した日本海の風景を歌い上げるところから。
波がとどろくようなピアノに、ソプラノの不安定な音階のオブリガードが加わります。
先週練習したところと同じような旋律が、少し形を変えて繰り返され、ピアノのソロに、「少年」の ♪アイララ~♪ のフレーズが今度は物悲しい感じになって重なる。
そのほかの部分でも、ピアノと合唱との掛け合いがあったりして、ちょっと複雑なつくりになっています。
なんか、大人な雰囲気の曲だなあって感じます。
どんどん転調していくけれど、慣れればきっと大丈夫。

指揮者から、「鉛色の海が見えてくるよう」とのお言葉いただきました。
この言葉、一応褒めてるんですよ!
だって、ここで南の青い海が見えちゃダメでしょ!!(いろんな意味でW)

撤収時間の関係で、また最後が切れてしまいましたが、ここは後日改めてちゃんとやるということで、その部分は初見で、一回通して終了しました。

さて、次の練習は12/20の予定でしたが、新型コロナの感染状況を鑑みまして、当面の練習を自粛することにいたしました。
詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
【重要なお知らせ】

※当団常任指揮者、平田由布による不定期連載コラムもご覧ください。

12/5 雁の声が…

12月に入ってから、市内でのクラスターが発生するなど、コロナの感染拡大が深刻化していますね。
当団では、常より入室時の検温、広さに余裕のある会場設定、歌うときのマスク着用、適度な換気などの考えうる限りの対策をしております。
改めて、気持ちを引き締めて練習に臨んでいきたいと思います。
また、コロナを含めた様々な事情で参加できない団員に対しては、何らかの形でケアをしていけるようにと考えています。

さて、ここからは練習レポートです。
冷たい雨は、昼頃にはほぼ上がりましたが、気温は上がらない中、入曽での夜練習でした。

次々に集まる団員……ん? 高声多くね?
アルトは通常通りだから良いとして、次々と増えていくソプラノとテナーに対して、バスがいない……

という状態で、練習開始しました。

「心が愛にふるえるとき」の第5曲、「追憶」です。

冒頭のピアノは雁の声を表現していると、楽譜の曲解説には書いてありますが、雁の声ってこんなだったっけ?

でも、雁の声が響きそうな物悲しい感じは受けます。

それに続く日本海の波音の表現にはすこぶる納得。

さて、いつも通り1パートずつ音取りを重ねていって、2ブロック目を全パートで、というところで、バス2名が揃って登場。

慣れてるメンバーということもあり、ここは冒頭から取り直すことはせず、初見でがんばってとかいう、スパルタ(笑)

予定では1回で音取り完了するはずだったのですが、指揮者の思い入れが強い個所があったのもあり、前半のみで終了しました。

さて、次の練習は、
12/12(土)14~17時 入曽地域包括支援センター(西武新宿線 入曽駅)

周囲の状況によっては、変更や中止もあるかもしれません。
また、各会場で人数の上限がありますので、見学などをご希望の際は、Join/Contactよりお問い合わせください。

※当団常任指揮者、平田由布による不定期連載コラムもご覧ください。

11/28 切り際は大事です

11月下旬ともなると、夜練習が始まる18時は、すっかり日が暮れているのだなあ、と考えながら、高階公民館へ。

今回の練習は、参加できるピアニストの関係で、「ここあ」は一回お休みして、「涙をこえて」の練習をしました。
なぜ、この曲を今回取り上げたのかは、後日説明するとして――

「涙をこえて」は1969年にNHKの若者向け音楽番組「ステージ101」で生まれたヒット曲で、現在は小中学校で合唱曲として歌われることもある楽曲です。
ななしでは、2013年2月に指揮者の前任校である東村山市立東荻山小学校でのミニコンサートで、例によってバスのR・Kさんが混声四部に編曲したものを披露していますが、今回歌うにあたり、少し手直しをしてくださいました。

ポップスなので、難易度は低いですが、それだけに丁寧に歌わないと、アラが目立ってしまいますよね。
フレーズ頭は母音の形を作ってから発生する、7thコードの響きをきちんと作る、強弱の作り方などなど、細かい指示が飛びます。
特に、最近よく言われていることは、音の長さをそろえること。
中級から上級へ行くステップとしては、切り際をスパッと合わせることが肝要なのだとか。

飛び込みの見学者さんもいらして、今回はとりあえず通し音源までを作ることが出来ました。

さて、次の練習は、
12/5(土)17~20時 入曽地域包括支援センター(西武新宿線 入曽駅)

新型コロナウィルスの感染拡大が心配されております。
私たちもマスクや換気などに気を使って練習を続けておりますが、状況によっては、変更や中止もあるかもしれません。
また、各会場で人数の上限がありますので、見学などをご希望の際は、Join/Contactよりお問い合わせください。

※当団常任指揮者、平田由布による不定期連載コラムもご覧ください。