5/13 本当に伝えたいことはなんですか?

団長の発声練習が終わってまもなく、「練習を始めます」といいつつ、スキンヘッドを模した布を頭にかぶり、サングラスをかけて、スマホからの音源でいきなり松山千春の曲を歌いあげる指揮者。まあ、歌の上手さには定評がありますからね。
どうやら、今の職場の離任式で披露した演目を、ななしでも見てもらいたかったらしいです。

そして、その次には「新コーナー、『今週の一冊』です。」
「え・・・?」
みんなの目が点になるなか、持ち出したのは、久石譲著『感動をつくれますか』
その中から、日本と外国のオーケストラの練習について比較した一節を紹介してくれました。

要約すると、「外国のオーケストラは最初の練習では、個人が思い思いの演奏をするから、ばらばらで通すこともできないくらいだけれど、練習によってどんどん良いハーモニーを仕上げて行って、本番ではもっと良いえんそうになる。それに引き換え、日本人は最初から上手に演奏するけれど、本番までの上達度が低くて、本当に音楽をしようという部分が見られない。」というお話です。
日本人は、技術の上達にばかり気を使って、音を出すことで何を伝えたいのかということを忘れがちというお話です。

それを踏まえると、ななしの音楽づくりって、外国のケースに近いのでは?
技量も音楽へのアプローチもバラバラの人たちが集まって来たのを、指揮者がよりよい音楽になるようまとめ上げていく。そして、本番には練習よりもよい演奏をみなさんにお聴かせできるといいな。

ところで、最近、練習の最後の通しは全曲通しを行っているのですが、特に「のびる」が不安・・・
ここから合唱祭までは「ひらく」しか予定に入れていないけれど、「のびる」もやるかもしれませんね。
あと、水面下で動いている企画もあったりするので、こちらはお話しできるようになってから、ということで。

次週は、団員の結婚式に余興で参加するためお休みです。
正式の練習は
5/27(土) 田島公民館(JR武蔵野線 西浦和駅)
14:00~ ななステ練習
16:00~ 季節へのまなざし練習
練習後には、なんか交流会が企画されているみたいです。
気になったら◆Join/Contactから。
「季節へのまなざし」ステージの参加は、◆特設サイトをご覧ください。