12/7 かしの木ケアセンター訪問演奏

入間郡三芳町にある障害者支援施設「かしの木ケアセンター」への訪問演奏に行ってきました。

8月の終わり頃、このHPをご覧になった担当者の方から、クリスマス会での訪問演奏のご依頼をいただきました。先方のイベントスケジュールの都合上、平日の昼間ですが12月7日は動かせないという指定があり、少人数での訪問となってもよいのであれば…と、このお話をお受けしました。だって
───YouTubeで『勇気100%』『夢をかなえてドラえもん』など貴団体様の舞台を拝見させていただき、ぜひ私たちの施設の利用者さん方に生で聴いてもらいたい、と感じているところです。───
なんて嬉しいご依頼、断ったら罰が当たりますもんね。

11月には川越市合唱祭もあり、この訪問演奏に掛けられる練習はわずかに2回。男声があまり出られそうにないとのことで三部合唱を中心とした選曲をし、突貫工事+自主練でなんとか仕上げて本番を迎えました。

二週間ほど前の見込みでは参加者は10人集まれば御の字というところでした。ところがいざ蓋を開けてみたら、なんと歌い手だけで15名。赤ちゃんを抱えてのオンステあり、演奏後すぐ仕事に戻る人あり、みんななんとか都合を付けて駆けつけました。パートバランスはソプラノ8、アルト5、テナー1、ベース1と若干(?)おかしいところがありましたが、そこはお得意の気合いとノリで!(ソプは川越市合唱祭より多い…w)

午前中に、施設内の一室を使わせて貰い1時間程度リハーサルを行い、正午から食堂にてステージの始まり。利用者さんたちは昼食を食べながらのランチコンサートです。

まずはリクエストにもあった『勇気100%』『夢をかなえてドラえもん』のアニメソング二曲。四部合唱編曲なので男声パートはそれぞれソロで頑張りました。
これ以降は三部合唱です。『いのちの名前』『大切なもの』『どんなときも』と続き、利用者さんたちやスタッフの皆様の反応も上々でした。訪問演奏はダイレクトな手応えがあり歌い手としても普段以上に気合いが入りますね。
プログラムのラストは『クリスマス・メドレー』。赤鼻のトナカイ、あわてんぼうのサンタクロース、ジングルベルの楽しいメドレーで、ここまでは譜めくりとして手伝ってくれていた指揮者・団長のお父様のフルートを交えて賑やかに演奏しました。

お約束のアンコールにいく前に、ここで施設の方から嬉しいサプライズが。「きょう歌いに来てくださったお礼に、みんなで作ったプレゼントがあります。」

いただいたのは、マカロンのついたかわいいメモクリップと、アイロンビーズのストラップでした。嬉しいです。

嬉しいプレゼントのお返しにアンコール『地球星歌』を歌い、すべてのプログラムは無事終了です。

施設の方からは「素晴らしい歌声、ハーモニーをありがとうございました。またこれを機に、細くとも長いお付き合いさせていただけたら大変嬉しいと思います。」こちらこそ素敵な機会をありがとうございました。また是非お伺いさせていただきたいと思います。
会場で聴いていた方からは「選曲が素晴らしい。そしてこんなきちんとした合唱を聴かせてくれるとは思っていなかった。嬉しいね。」なんて感想も伝え聞いております。これまた嬉しいお言葉ですね。
指揮者は「よい演奏会でした。本当に来てよかった。」とのこと。中の人も同感です。

いつも無茶振りに快く応えてくれて、今回も短期間でしっかりと仕上げてきてくれたピアニストの吉田太郎さん。ありがとうございました。今後も無茶振りは続くと思いますが、またよろしくお願いします。

演奏後には都合のつく有志で打ち上げ。上福岡の「しゃぶ葉」に移動し、しゃぶしゃぶバイキング。たっぷり食べてお腹も心も大満足の訪問演奏は無事終わりました。

上にも書きましたが、反応がダイレクトに返ってくる訪問演奏の機会はとても張り合いがあって、団員一同、今後も大切にしていきたいと思っています。ご依頼をいただける場合はJoin Usにあるメールフォームからお願いします。

さて、年内の本番はこれが最後となります(…なるはずですw)
練習や忘年会も控えていますが、慌ただしかった本番ラッシュもひとまず終了。また新しい目標に向けて動き出していきます。そして来年の1月13日には恒例の大新年会を予定しております。まずは過去のご案内ページをご覧いただければただの新年会ではなく大新年会と銘打っている理由がご理解いただけるでしょうか。これについての告知は別途行いますね。