1/14 音取りは遠き「故郷」

2024年練習初めです。
取り上げる曲は「故郷」。日本人なら大抵の人は歌ったことのある、「うさぎ追いし」で始まるあの曲です。

ただ、大きな問題がひとつ――

(あの)鈴木有理さんが編曲した譜面なのです。

案の定というか、なんというか、譜面を見た瞬間、「???」
まず、前奏は置いといて、歌の始まりの部分から音取りを始めます。
指揮者曰く、この中で一番難易度の低い8小節。
主旋律のソプラノは良しとして、他各パート、単独の音を取って、ソプラノの主旋律と合わせて、最終的に全体でという繰り返しで、1コーラスを進めていきます。

が、そのソプラノも他パートの音を聴いているうちに、自分の調性を見失って、迷子になる始末(笑)

それでも、指揮者が予想していたよりは進みが早かったみたいです。

こういう音程は、縦の和音を合わせようとするより、自分が歌うフレーズを次は何度上、何度下、という間隔で捉えていくのが近道なのかもしれませんね。

「故郷」の編曲難易度ランキングなるものがあれば、確実に上位を狙えるであろう、この譜面での練習は、次回へと続きます。
1/21(日)18:00~21:00 狭山中央公民館(西武新宿線 狭山市駅)

見学・入団の相談、出演依頼などは、このHPのJoin / Contactページの連絡フォームよりご連絡ください。

1/7 ななし大新年会2024

過去ログひっくりかえしたら、2019年を最後にできていなかった、新年恒例の「ななし大新年会」
5年ぶりに訪れた所沢の音楽喫茶MOJOさんは、少し場所を移動されて、席も、ステージも広くなって、以前よりゆったりとした感じです。

指揮者と、いつも幹事役を引き受けてくれるHさんが都合によりお休み。さらに、ピアニストが急に風邪をひいて、来られなくなったとの知らせが・・・
と、異例づくしの開催となりました。

まずは、ワンドリンクをそれぞれ注文して、団長の挨拶と乾杯の発声で、大新年会のはじまり、はじまり~
久しぶりに参加した団員や、夏のなな♩こんの際、公募で来てくれた方も参加。子連れの参加もありました。
子どもの声が響くと、なんか昔に戻って、「ななしらしいな」と思えます。

お食事の合間に、女性一同による「サザエさん」や、有志グループの合唱やソロの披露があったり、みんなで「Our Songs」の掲載曲を歌ったりして、にぎやかに過ごしました。

また、ゲストとして鈴木有理さん夫妻もご参加いただき、有理さんは「僕たちの歌」などのピアノ伴奏も請け負ってくださいました。
最後は、「さよならは」で締め、記念写真も撮ってお開きとなりました。

さて、次週からは5月のコンサートに向けて、突っ走ることになります。
1/14(日)18:00~21:00 狭山中央公民館(西武新宿線 狭山市駅)

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1/1 2024年もよろしくお願いします。

明けましておめでとうございます。
2023年のなな♩こんでは、初めて行った公募によって集めたメンバーと一緒に「季節へのまなざし」を演奏したり、オリジナル曲集「Our Songs」を作成したりしました。

また、11月の川越市合唱祭では、「かなでるからだ」より『皮膚・肌』をとりあげたことで、響きを大切にする表現に挑戦することで、ななしの新たな一面をお見せできたのではないかと思っています。少なくとも、団員のハーモニーに対する意識が変わった感じがするのは確かです。

さて、2024年のななしは、まずは5月に大きいイベントを予定しております。
こちらについての全容は、もうまもなくお知らせできると思います。

まずは、1/7(日)には大新年会が13時より、久しぶりに所沢の音楽喫茶Mojoを会場に行われます。

なお、その後の練習予定については、調整中です。もうしばらくお待ちくださいね。

 

12/17 クリスマスコンサート in クレアパーク

前日はコートがいらないくらい暖かかったのに、どうしてこんなに寒くなるんだ?
そして、風つよっ!!
まあ、日が射しているだけマシか。

そんなわけで、本番です。

場所は川越駅から北へ伸びるクレアモール(昔からの住民はついサンロードと言ってしまう)の中程にある公演広場、クレアパーク。
中にはステージが設けられていて、時々イベントが行われます。この時期は夜になるとイルミネーションも綺麗です。

思い思いにサンタ帽やトナカイの角などの装飾を用意して集合した有志団員達。
まずは、マイクテストを兼ねたリハーサルに臨みます。
聴こえ方はどうかな?
マイク補正もあって、いい感じですね。
でも、その分子音がいつも以上に聴こえにくいから、そこは気を付けましょう。

そして、リハーサルの後に現れたのは、なんとクリスマスツリーーの着ぐるみを着た指揮者!!
クリスマスツリー(指揮者)は、その後本番の時間まで、道行く人にコンサート始まりの呼び込みにひと役買っていました(笑)

その甲斐あってか、トップバッターとして歌う12時には、思ったより多い人数の前で、演奏をすることができました。
公園の外側のモールを歩いている方も立ち止まって聴いてくださったようで、手応えは上々でした。
指揮者曰く、「Believe」より「奏」の方が反応良かった感じ。
楽曲の力は偉大です。

指揮者ツリーを囲んで記念撮影をして解散。
数名は残って、続く団体のゴスペルや合唱の演奏やを楽しみました。
地元のお店がふるまうもつ煮込みやホットワインも美味しかった(らしい)

さて、次週は今年最後の練習です。
12/23(土)14:00~17:00 田島公民館(JR武蔵野線 西浦和駅)
練習後は調理室でクリスマスパーティ兼忘年会を行います。
公民館なのでアルコールは入りませんが、有志が美味しいものを作ってふるまってくれるらしいです。

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12/16 歌詞がない

5月に予定されているコンサートのオープニングとして選ばれたのは、「Brudmarsch från Jämtland 」スウェーデンの民謡で、訳すと「イェムトランドの結婚行進曲」となります。
牧歌的な音楽で、音はさほど難しくはなさそう。

ひとつ問題は、歌詞がない。
用意された譜面には、「Dun dun」とか「duda duda」とか書いてあり、さらにetc.と付け加えてありますね。
つまりどう歌ってもいいんだね。
常日頃、言葉を伝える事を大事にしている指揮者なのに、どうしたものか。

そこで、指揮者は考えました。
冒頭木管が奏でるメロディの下で下3声がリズムを刻むところは、弦楽器のピッチカートを表しているので、「Tun tun」がいいんじゃないかな?
続いて、ソプラノがメロディを歌い始めるところは、フルートの演奏を継承して、「Lululu」で歌ってみようか。
みたいな感じで、練習が進んでいきます。

ピチカートの感じを実感するために、オケ経験者の団員が、バイオリンを持ってきてくれて、実演もしてもらいました。M・Yちゃんありがとう!

アルトでメロディなのかリズムなのか判別しづらい箇所もあります。でも、管と同じメロディだから、やっぱりそちら寄りという解釈で。
次の部分は人間の声で歌いたいから、ここは「Lalala」でいきましょう。
なんだか楽しくなってきました。

終盤前に一旦マイナーに転調するところもニクいですね。神への祈りの気持を表しているのでしょうか?

じゃあ、最後の一番盛り上がるところはどうしよう、というところで、この日は終わり。

こんな馴染みのなさすぎる曲を練習する日にいらした見学者さん2組のために、翌日クレアパークで歌う「奏」と「Believe」を披露。高校生のお嬢さん、「奏」で泣かせてしまってすみませんでした。
皆さん、またおいでくださいね。

そして、翌日はクレアモールの本番です。その様子は次に続きます・・・